上海見聞録(2010年2月28日~3月9日の旅の記録)

【20100305】6日目: もはやこの成長は誰にも止められないのです。

今日は朝はいつものようにめちゃくちゃ眠たかったがなんとか起きれて中国語講習に出た。
今日が最後だと思うととても寂しくなった。

中国語は今まで一瞬も興味を持ったことなんてなかったが
今回この上海で学習するうちにどんどん好きになっていってその分上達していくのが分かった。

環境と気持ちの持ち方一つでここまで姿勢が変われると思うと今まで何をやっていたのだろうと思ってしまった。

そして何よりも温かく教えていただいた王先生と別れるのがとても寂しかった。

その後は上海事情について範教授からお話を頂いた。
国際化する上海のいびつな成長を感じた。
範先生はデータを元にお話されていたが私が実際に上海に来てみてそのデータと照らし合わせてみてみると、
上海に進出している企業の将来は明るいが、
上海そのものの将来は明るくないのではないかと感じた。

最後に柴田先生が私に質問を振ってくれたので、
「先生は、「上海が急激に成長して変わった」という風におっしゃっていましたが確かに上海で上を見ると高いビル群がさらに上へ上へと伸びています。
しかしその目線を下げると、そこには昔ながらの貧しい人たちの住宅地が数多くあります。
日本人の私にとってはこの同じ場所に立っていても全く違う世界が見れるというのは衝撃だったのですが、
先生の目から見て、上ではなく下の人々の暮らしや生活水準はそれでも変わったと思いますか?」
という風に質問した。

範先生:「はい、たしかにそのような格差の下にいるような人達の生活は変わっていません。
中国ではそのような差別は当たり前に存在します。
中国は社会主義のようで資本主義的な側面もあるので、
日本のように全員が平等というのは世界的に見ても例外です。
上海は米国のような成長を続けており、国民全員に富を分配しようとすれば全員が貧しくなってしまいます。
私も上海の成長はおかしいと思いますが、
もはやこの成長は誰にも止められないのです。
と応えてくれたのがとても心に残った。価値観がとても広がった。

その後はホテルを後にして上海空港から青島空港へ行った。
青島は乾燥していてとても寒かった。
夕ごはんを海洋大の留学生と食べた後、部屋でみんなで飲んでその後は他の学生と一緒に星野先生の部屋でいろいろな事を話した。

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