3.寂れた地元を散歩してみたら、他の地域ではなかなか出会えない景色をみることができた
港。船。身を屈めて歩く漁師の姿。曇天。時々小雨。今にも朽ちそうな休憩所。海。流木。砂まみれのプラスチックごみ。荒波。砂浜の先に立つ重機。顔や服に時々当たる砂粒。
歩く度に境界線が変わる地形。頭上を横切る飛行機。滑走路。灯台。ひょうたん池。
決して明るい気持ちにはならないけれど、
なぜか忘れられない。
正直あと数年経ったら、このままだったら、
この船に乗る人の数は激減しているだろう。
ずっと興味があって、何回も書いていることなのに
地元の漁師町に対しては何も面白いことができていない。
‥今こそ生き方を見直す時なのかもしれない。