最近、特に「嫌」という訳でもないのになかなか行動に移せないことがある。
しかもそれは「やらなければならないこと」
にもかかわらずだ。
逆に、
「嫌」「めんどくさい」という感情があるのにすぐに行動に移せることもある。
この違いは何なのだろう。
それは、
その行動にビジョンがあるかどうか
ということ。
たとえば僕が高校球児だった頃。
全体練習以外に毎日2000本素振りをしていた時期があった。
それは、
「甲子園にいく」という強烈なビジョンがあったから。
毎日毎日、よく飽きもせずに振り続けていたと思う。
仮にいま同じことをやろうと思っても間違いなく続かないだろう。
なぜなら毎日2000本素振りを続けても甲子園には行けないから。
たぶん1日1000円もらえたとしてもそこまで続かない。
ルフィは海賊王、信は天下の大将軍。
そのビジョンのために明確に行動し続けているからこそ
ぼくたちは彼らを応援したくなる。
途中で圧倒的な力の差を見せつけられてもよいのだ。
ワンピース風にいえば「腹にくくった一本の槍」を持っていれば。
その時点では「負け」であっても、振り返ってみると自分が強くなるための
大きなターニングポイントになっているはずだ。
そういう意味では、スラムダンク堂本監督の名言
「『負けたことがある』というのが いつか大きな財産になる」
の奥深さがわかる。
ビジョンがあれば、「やりたくないこと」でもがんばれる。
すべきことが見えてくる。
自分はこれからどうなりたいのか。
逆算していまを決めよう。