正社員で入社した会社を1週間で辞めました。
令和2年9月1日に入社し翌週10日に退職。
まさか自分がこんなに超超短期間で会社を辞めるなんて、今でも信じられない気分です。
辞めた理由は上司との人間関係。今まで無縁だった問題にぶち当たりました。
私の職歴
私は、四年生大学を卒業後、
カーディーラーの営業として10年弱働いてきました。
途中で転職を考えることもなかったので、
そこでしか働いたことはありません。
こんな事をたくさん言われましたが、
私が配属になった支店は、全くそんなことはなく(笑)
ノルマにもそれほど厳しくなく、お客さんも優しく、残業もほとんどありませんでした。
私はわりとのびのび仕事ができて、
営業成績も良く、表彰式や報奨旅行に何度も参加することができました。
しかし、子供が生まれると、
と、思うように。
残業があまりないといっても、ディーラーは土日が稼ぎ時。
土日に休みを申請することはなかなか出来ず、それがストレスになっていきました。
土日休みの会社へ転職をしようと考え始めて半年後、
上司から転勤の話が。
そんな経緯で
10年弱働いたカーディーラーを
2020年7月末で退職しました。
新しい会社を1週間で辞めた経緯
初めての転職活動。
大学の時と違って、職場に求めるものも明確で(笑)
①土日祝日休み
②家から近い&転勤なし
③事務系(←営業は十分やったなと思い新しいチャレンジがしたかったのです)
が絶対条件で探していました。
その条件で探し、結局3社受けたところ内定をいただけたのが例の会社でした。
社員80名ほどのそれほど大きくない会社でしたが、
家から近く、土日祝日休み、ママさんも多く働いていて、
お給料も今までとほぼ変わらない、そして職種は経理事務。
本当に申し分ない条件でした。
経理未経験の私を雇っていただけて本当にありがたいと思っていました。
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でも・・・実は最終面接時に、その上司と話した時、
と思っていました。
だから内定を頂いても入社のお返事をするまで数日かかり、
悩んで悩んで入社を決めました。
今となっては、あの時の自分の直感を信じていればと思いますが。
簿記3級は持っていますが経理の実務経験なし。
今までと全く違う業務内容に頭がついていきませんでした。
それでも最初だから仕方ないと必死にメモをとり質問をし、
とにかくやろうと頑張りました。

でも入社3日目に、あの上司はやっぱりダメだ・・・と思う出来事があり、それから書類を出すだけでもビクビクするという感じでした。
初めての仕事でいっぱいいっぱいなのに、
直属の上司が悪魔に見えるって本当に地獄でした(´;ω;`)ウッ…
※後で人事から聞いた話では、私より前に経理に配属された人達も皆その上司と合わず辞めていったそうです。
入社6日目、やはり上司にビクビクしながら仕事をするのは無理だと思い、
夫に相談したところ、
と言ってくれました。
こういう時、私はテンパって冷静でいられませんが、
夫はすごく冷静でいつも味方でいてくれます。とても心強いです。
そして入社8日目の朝、社長室へ行き、
社長に話をしだすと涙が溢れて止まりませんでした。
辞める理由は特にウソをつくこともなく、
ただただ正直に、「あの上司とは一緒に仕事はできない」と伝えました。
社長は親身に話を聞いてくれ、話せば話すほど涙が出ました。
もっと働きたかったのに悔しい、会社に申し訳ない、辞めてホッとできる
・・・色んな感情があったと思います。
カーディーラーを辞めたいと申し出た時も、
長く働いた場所だし、同僚も先輩もお客様も大好きだったので、
自分が望んだこととはいえ、なんだか寂しくて悔しくて涙が出そうでした。
私にとって「辞める」と伝えることは本当にしんどいことでした。
辞めることについて
辞めることって
悪いことみたいに感じますよね。
とか言われそうですが・・・
きっと
あっという間に終わってしまう30代を、
ビクビクしながら過ごすことを考えたらとても怖かったです。
カーディーラーの営業時代、優しいお客様が多かったとはいえ、いろんなタイプがいるので無茶苦茶な人もいたし、我慢して仕事はしてきました。
でも、「我慢することが美学」とは思っていないので、
私にとってこれは我慢すべきことじゃないと思った時、早く辞める決断ができたことは、
私も家族も良かったと思っています。
最後に
さすがに「1週間で会社を辞めてしまったこと」の傷は癒えていません(笑)
今でもあの会社のことを思い出すし、
次に就職するとしたら、今まで以上に慎重になるし、
私の収入がなくなってしまったことも不安です。
ドヨ~ンとしていると、夫に本を読むように言われ、
先日夫が買ってきた「未亡人26年生が教える 心地よい一人暮らし」という本を読みました。
私は未亡人でもないけれど、読んでいるとなんだかほっとする・・そんな本でした。
亡くなった旦那様から言われた言葉著者のりっつんさんが年子を妊娠して不安に思っていた時、
「人類で初めて年子の母になるわけではなかろう!」
は私にとっても魔法の言葉です。
「お前が人類ではじめて、一週間で会社を辞めたわけではない!」
つらい思いをしているのは自分だけじゃない。
そんなに悩まなくていいよと言ってくれているように感じました。
もし、私みたい落ち込んだり、悩んでいる人がいたら、
是非本を読むことをお勧めします。
そして、自分の気持ちをノートとか、ブログとかで文字にしてみることもお勧めです。
自分がどうして悲しいのか、なんでモヤモヤしているのか
頭で考えていても、意外と自分で理解できていないものです。
それがわかると頭がスッキリしますよ。